4月

旧正御影供とは
旧暦3月21日 伽藍御影堂

お大師さま、御入定の3月21日の旧暦に当たる日に、「旧正御影供」を執り行います。正当日の前日の夜「御逮夜(おたいや)」では、お参りにこられ た多くの方々の手によって、伽藍全体がお花とろうそくで埋め尽くされます。午後6時半より伽藍御影堂付近にて御詠歌・舞踊の奉納、午後7時には「御逮夜法会」を執行致し、その後、年に一度しか内拝することができない御影堂内を参詣者の方々がお大師さま・諸弟子様方を奉拝されます。

また、正当日には午前9時より奥之院燈籠堂にて御影供の法会を行い、午後1時より御影堂にて御影供の法会を執り行います。山内の住職は、法印御房と 共に金剛峯寺から御影堂までの道のりを行道致します。法印御房は結縁潅頂のときのようにお輿に乗られます。どちらの法会も「法印御房」が御出仕され、伽 藍・御影堂では裏千家の献茶や華道高野山による献華が行われ、非常に見応えのある法会となっております。参拝されるにふさわしい法会としておすすめ致しま す。

※「御逮夜」時の御影堂参拝の際、内拝希望者は御影堂横に設置いたします本部テントにて「整理券」をお受け取りください。
仏生会とは
4月8日 午前9時 金剛峯寺大広間

仏生会(ぶっしょうえ)とは「花祭り」としても親しまれ、お釈迦様の御誕生をお祝いする法会です。法会には式師と呼ばれる方が「仏生会講式」を奉読 します。これは、物語のようになっており、お釈迦様の御誕生から涅槃までを独特な節に乗せながら讃歎していきます。また、杉の葉で盛った「花御堂」の中に は、御誕生時のお姿をされたお釈迦様が安置されています。「灌沐(かんぼく)」と言う作法があり、法会の締めくくりとして当日参加された山内住職の方々が お釈迦様の頂きに「甘茶」を注いで供養を致します。

また、当日「高野山寺族婦人会」の方々のご奉仕により、参拝者の方々には甘茶が振る舞われます。
大曼荼羅供とは
4月10日 午前9時 伽藍金堂

高野山の諸法会の中で最も起源が古く、非常に重要な法会として位置付けられています。この法会はその名の如く金剛・胎蔵両曼荼羅を供養し、生きとし生けるもの総てに功徳を施す大変ありがたい法会です。高野山の行事の中では5月の「結縁灌頂」と並んで非常に厳格な法会であります。

当日は伽藍内の「大会堂」より山内住職が「金堂」まで行道(お練り)します。住職方は様々な金襴の衲衣(のうえ)と呼ばれる袈裟を着用されていますので、非常にきらびやかな行道が繰り広げられます。当日の御導師にはやはり、法印御房が御出仕されます。
奥之院萬燈会とは
4月21日 午前9時 奥之院燈籠堂

奥之院に寄進されてあります「燈籠」の総供養として、法印御房以下、山内住職が集まり供養いたします。この法会も「御供所」と呼ばれる場所から燈籠堂まで行道(お練り)しますので、ご参拝される方には非常に見応えがあると思います。

当日は燈籠堂の外陣までご参拝いただけます。